しつけの基本”正の強化”

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しつけの基本”正の強化”

 

昨日チョコラママが

お手ができないから練習してる

と仰っていて

たしかに、お手なんかよりおやつ!と

手を噛み噛みしてましたが

噛み噛みしない!?と教えると

普通にお手をしてくれたチョコラさん?

 

?チョコラのお手①

?チョコラのお手②

 

あれ、できるのね?とびっくり笑

 

噛み噛みが治まったのは“負の罰”ですが

しつけは基本的に“正の強化”で行います。

 

負の罰は最終手段という感じかな?

負の罰にもコツがいるので、使わないに越したことはありません?

事実、うちの母は全く負の罰はできません笑

 

今回は”正の強化”を解説してみたいと思います!

負の罰はまた別の記事で解説します?

 

ちょっと長いですが頑張って見てね?

 

最近覚えのいいオラフに芸を教えるのに大ハマりしてるので

そのオラフを例に解説してみたいと思います?

 

大事なのは【陽性強化】

 

今日教えたのは【アゴ】

手の上に顎を置いてもらう芸です。

 

初めはわたし自ら手の上に顎を乗せておやつをあげて
これがアゴだよ、と教えます。

 

?オラフのアゴ①

 

それを繰り返し、次は

自ら手に顎を近づけたらおやつをあげる

 

?オラフのアゴ②

 

初めは小さな動きでも、これを繰り返すことで

『手の上に顎を乗せたらおやつがもらえる!』

と覚えるようになります?

 

少しの”手に顎が近づく動作”を見逃さず

タイミングよく褒めることが大事です!

 

?オラフのアゴ③

 

ある程度できるようになると、

はっきり手の上に顎を乗せるまでおやつはあげません

オラフは頭を使って、どうすればおやつが貰えるか考えます。

手の上に顎を乗せたらおやつで褒める、

これを繰り返すことで【顎を手の上に乗せる】行動が強化されます!

 

   これが【正の強化】

 

犬が正しいことをすると褒めて

その行動を繰り返すように強化する。

 

初めの、顎を手の上に乗せるんだよ

という説明は人間側がわかりやすいように誘導しなくてはいけません。

 

これが次に教えた【バッグ】がわかりやすいかなと思います。

 

行動の誘導の仕方

 

バッグと言って後ろに下がってほしいので

まずは後ろに下がる行動を誘導しなくてはいけません。

 

オラフは回転することを先に覚えていたので

ひたすらそれをしています?

 

?バッグの誘導

 

よくある教え方は、犬に近づいて後ろに下がらせ行動を強化するのですが

オラフはなかなかうまく後ろに下がれませんでした?

 

これは人間側が後ろに下がる行動を工夫して促さなきゃいけません。

 

そうこうしているうちに、突然理解したオラフくん

 

?バッグの誘導②

 

ここから正の強化です!

 

初めは一緒になって動いて下がる行動を強化

?バッグの強化

それが出来だしたらハンドサインを入れての強化

?バッグのハンドサイン

それが出来たら私は動かず下がる行動の強化

?バッグの強化②

後は完璧に覚えるまで繰り返すだけ。

 

後は【褒めるタイミング】

 

ライカを例に、

下がる行動の強化なので、こちらに来たタイミングでおやつをあげていてはいけません。

?ライカのバックNGバージョン

どれだけ遠くても、下がったその場でおやつをあげなきゃいけません⚠️
?ライカのバックOKバージョン

 

もし、バッグの後においでと言って目の前に来てからおやつをあげてしまうと

それは”おいで”の強化になってしまいます!??‍♀️

 

オラフでいうと、下がる行動の強化なので

お座りしてしまうとおやつはあげません。

 

座っておやつをあげてしまうと

“お座り”の強化になってしまいます??‍♀️

 

して欲しい”正”の行動そのものにご褒美をあげることが重要です?

 

褒めるまでの時間も1秒以内。

 

大事なのはこの3点

 

まとめると

①”正”の行動を誘導し何をすればいいか教える

②”正”の行動が大きくなるまで繰り返す

③褒めるタイミングは1秒以内

 

それさえ守ればどんなしつけもうまくいくと思います?

 

チャイムに吠える、甘噛み、クレートトレーニングもトレーニングできます?

 

チャイムに吠えないように行動を誘導し

(吠える前におやつをあげたり、気をそらす)

チャイムに吠えない行動を強化します。

 

甘噛みしてきてもご褒美は一切与えず

(遊んでほしい場合、痛い!もご褒美になる場合があります)

甘噛みが治まったタイミングで褒める。

噛んでる間はいい事が起こらないけど、

噛むのを止めるといい事が起きる。

これで噛まないを強化します。

 

クレートに入るを嫌がる場合は

クレート近づくだけで褒めて少しずつクレートをいいイメージにし

クレートに近づくといい事が起きる、

クレートに入るといい事が起きるで行動の強化。

 

教える側が、何をしてほしいのか

それをうまく犬に伝えることができれば

それを強化していくだけです?

 

褒めるタイミングや、誘導の仕方は、少しコツがいることもありますが、

それがうまくできれば、どんどん色んなことを覚えてくれる思います☺️

 

トレーニングは犬との大切な時間

 

犬も考えることで脳が活性化されますし

飼い主と犬との信頼関係を築くのにも活躍してくれます?

 

いいコミュニケーションとして、

トレーニングしてみてほしいなと思います?

 

ライカもオラフも、おやつが貰えるからというのもありますが、

しっぽを振ってるところに注目してほしいです☺️

 

愛犬のことをよく知るきっかけにもなるんじゃないかな?

 

 

以上!長かったですが読んで下さった方ありがとうございました??